• /
  • ブログ

プロ野球のチアチームのオーディションの時期ですね。

私自身がBリーグやプロ野球(NPB)のチアチームのディレクターをしてきた経験を元に
「審査する側の目線」からオーディションについて書いてみたいと思います。

オーディションは
採用試験
です。

意外に思えますか?それとも当たり前と感じましたか?
私の経験では、受験者でこう考えている方はとても少なかったです。

その方がチームに合うかどうか?(=採用試験だと会社の風土やポジションに合うか?)
という視点でも見ますが、同時に
本人のやりたい事とマッチしているか?
という視点でも採用側は見ています。

「チームに欲しい」という人材であっても
本人のやりたい事と一致しておらず、
途中で辞めます!
となってしまうと、お互いに不幸だからです。

なので、応募書類や審査の際には

・どうしてこのチームを受験したのか?
→色んなチアやダンスのチームがある中でなぜうちのチームなのか?

・学業や他の仕事と両立して活動できるか?
→授業時間はどれくらい?今はどんな仕事をしていて、それを辞めるのか、両立するのか?

・将来の目標は?
→チームで長く活躍できる?

と必ず確認されます。

チアリーダーのオーディションはダンスや見た目の審査が重要と思われがちですが、
こういった条件の確認をする応募書類の内容や面接も同じ様に大切です。

逆にいうと、面接などでこの擦り合わせをしっかりしてくれるチームは
採用に対してきちんと向き合っている、と考えていいと思います。

また、初めてそのチームを受験する場合、こういった内容を聞かれれば聞かれる程
それはあなたを採用したいという気持ちが強い、という事です。

つまり、アピアランスやダンス技術の準備や対策と同様に
書類や面接の準備も非常に大切です!

次の記事では
具体的にどんな準備が必要なのか?
面接でどう答えるのが正解なのか?
についても書いていきたいと思います。

このコラムを書いた人
Moeko Shimadaプロフィール