チアスピリット認定講師

AYAKO

認定キッズチア講師
活動エリア

愛知県

現在指導中の
スクールなど

愛知県で「DANCE CLUB JJ」を主催している。中学時代にダンスに出会い、高校から本格的にレッスンをスタート。ダンスで負ったケガをきっかけにヨガに通い始め、ヨガインストラクターの道へ進む。妊娠・出産を経て、講師としてダンスを再開。2019年、一般社団法人チアスピリット チアインストラクター養成講座を受講し、チア講師資格を取得した。「DANCE CLUB JJ」では、ジャズダンスを中心に、ヒップホップやチアダンスの指導を行っている。

メッセージ

我がダンススタジオは、熱い講師のみなさんのおかげで毎日笑顔で、汗を流しています。
子どもたちのはじめての習い事から、プロを目指したい子まで、熱く指導させていただいています!

<インタビュー>

Q.主宰しているダンススクールでは、どのようなジャンルのダンスを行なっているのでしょうか?

A.私自身が長年ジャズダンスをしてきたこともあり、ジャズダンスを中心に、チア、ヒップホップ、バレエ、バトン、WACCK、ヨガなど多ジャンルのレッスンを行なっています。私がすべて教えるのではなく、現在は20〜25人の講師の方々にご協力いただいて、各々の得意分野のダンスレッスンを行なっています。

Q.ダンスのインストラクターになろうと思ったきっかけは?

A.私は中学まで演劇部に所属してダンスを教わっていて、高校からダンススクールで本格的にジャズダンスを始めました。週7日夢中でダンスをしていたのですが、大学時代に大きなケガをしてしまって。ダンスができなくなったので、リハビリも兼ねてヨガを始めたんです。約20年前ですね。当時は、まだ日本ではヨガのイメージが定着していない時期だったのですが、始めてみたらすごくハマってしまいました。代表の先生のレッスンを受けていたら「うちでインストラクターとして働いてみない?」と、声をかけていただいて、ちょうど就活中だったので、インストラクターとして就職することになったんです。

Q.インストラクターとしての第一歩は、ダンスではなくヨガだったんですね!

A.そうなんです。今までは根性論でダンスをしていましたが、ヨガの先生に出会って、食べ物の大切さ、身体の使い方、筋膜、そしてヨガの精神、自分との向き合い方などを教えてもらいました。ダンスとは全然違うのに、ダンスと通じるものが多いな、と感じたんです。このヨガ教室では、子どもを妊娠するまで約3年、インストラクターとして働きました。

Q.その後、ダンスのインストラクターになった経緯を教えてください。

A.妊娠、出産で身体を動かすことから遠ざかっていたのですが、「そろそろ身体を動かしたい!」って思った時に、近所のカルチャー教室で「ヒップホップダンス教室」が開催されることを知ったんです。【子ども連れOK】の文字に惹かれて参加しました。そうしたら、そのヒップホップ教室の先生が、私が高校時代からお世話になっていたダンススクールの講師の方だったんですよ。その方が独立したばかりの時期で、「よかったら手伝って欲しい」と言っていただいて、ダンススクールを手伝うことになりました。

Q.なんだか運命的な再会ですね!

A.手伝い始めた頃は、独立して間もなかったのですが、みるみるうちに人気の教室に成長していきました。そして自然と「私も自分の教室を持ちたい!」と思うようになったんです。そのダンススクールでは、約10年間インストラクターとして働いたのですが、そこではジャズをメインに、バレエとヒップホップ、タップダンスを教えていて、「柱になるダンスが4ジャンルくらいあると教室として強みになるな」と感じたんです。それで、私ももう一つ柱になるダンスを……と考えたときにチアダンスに出会いました。

Q.チアダンスは未経験からのスタートだったのですね。

A.当時は、まだチアダンスは習い事として一般的ではなく、部活動のイメージが強かったんです。なので、チアダンスが習える場所ができれば、需要があるんじゃないかと思いました。そこで、色々と調べている時に友人から「一般社団法人チアスピリット」の存在を教えてもらいました。

Q.「チアインストラクター養成講座」では、どのようなことを学びましたか?

A.チアダンスの技術以上に、声の掛け方やスピリット(考え方)がとても勉強になりました。私が受講した時は、私以外の受講者が全員チアダンスの経験者だったこともあり、実践的な話が聞けてとても刺激を受けました。講座の内容も一方通行の座学ではなく、「こういうシーンではどうする?」って課題に対して、みんなでディスカッションをする授業がメインでした。今までの経験では、ダンサー同士ってライバルという意識が強かったんです。修正点を指摘し合う「ダメだし」も上手くなるためには必要な過程だと思っていたのですが、チアの場合は正反対。ここよかったね!って、いいところを探す「褒めだし」をするんです。「応援する」という精神が根底にあるからか、前向きな声かけが多くて元気になるし、ダンスを純粋に楽しめる。ここで学んだ考え方や言葉選びは、すべてのレッスン、そして日常でも意識するようにしています。とにかく、チアインストラクター認定講座は目から鱗が落ちまくりでした(笑)。チアを仕事にしたい方だけではなく、保育士やサービス業の方など、どんな仕事にも活かせることが学べるはずです。そして何より、理事の美帆さんと若枝子さん、一緒に受講した仲間との出会いは宝物になりました。

Q.ダンススクールで大切にしていることはありますか?

A.私が自分の教室を持ったら必ずこうしよう!って決めていたことの一つが「ハンディキャップのある子も受け入れる」ということです。これは最初から決めていたことなので、2019年に教室をオープンしたときにも「ハンディキャップのある子も可能です」って書いて募集したんです。現在、愛知県内に2箇所の自社スタジオがあるのですが、名古屋市内にある本部拠点の基盤をつくってくれたのが、当時、年中から小学2年生だった7人の子ども達。そして、郊外にある安城校の基盤をつくってくれたのが6人のダウン症の子と2人の健常者の子ども達。この子たちは、私のスクールの礎をつくってくれた子どもで、一生忘れない大切な生徒です。今では、子どもを中心に300人弱の生徒が通ってくれているのですが、彼らがこの教室を大きくしてくれたと思っています。

Q.最後に、今後の目標を教えてください。

A.先ほどもお話しした通り、開校時からハンディキャップのある子を受け入れているのですが、それは福祉というよりは「分け隔てなく」という思いがあるからなんです。そしてその思いは、ハンデのある子だけでなく、いま不登校で悩んでいる子だったり、夢や希望が見出せずにいる子も同じです。学校には行けなくても、ダンススクールで楽しくダンスをしている姿を見ると、「ここをやっていてよかった」と思えます。この教室からプロのダンサーになってくれる子がいたらとても嬉しいのですが、それだけでなく、子ども達が自分の目標や夢、ワクワクすることを見つけられるように、ダンスを通じて育てていけたらと思っています。

AYAKOさん、素敵なお話をありがとうございました!

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