チアスピリット認定講師

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インタビュー

Q.チアリーディングの経歴について教えてください。

A.大学で勧誘されたのがきっかけでチアリーディングを始めました。元々身体を動かすことは好きだったのですが、ダンスや体操は未経験でスタートしました。大学では、応援と競技をどちらもやっていたのですが、卒業後はより競技としてのチアに打ち込みたいと思い、「働きながら趣味でチア競技を続けていくこと」が目標になりました。

Q.選手としての活動から指導者の道へ進んだのはどうしてなのでしょうか？

A.大学卒業後、イギリスと上海に留学へ行き、上海で就職することになりました。就職を機に、上海のチアチームに参加し始めたのですが、この時期に海外赴任者の帯同家族の方から連絡をいただいたんです。「現地で暮らす日本人の子ども達にチアを教えて欲しい」と相談を受けて、週末にキッズチアチームのボランティア講師をすることになりました。

Q.キッズチアのボランティアをきっかけに、チアリーディングが趣味から仕事になっていったのですね。

A.10年間は会社に勤めながら、勤務の前や週末にボランティアで指導していましたが、2017年にストレッチのインスタトラクターとして独立したんです。ストレッチ教室をしながら、チアリーディングチームの運営を続け、東京マラソンのパフォーマンスチアとしてキッズメンバーと参加したり、中国唯一の国際大会南京オープンにキッズチーム代表の引率として参加したり、活動の幅が徐々に広がっていきました。

Q.すでに精力的にチアチームの運営をされている中で、一般社団法人チアスピリットのチアインストラクター養成講座を受けたのはどうしてなのでしょうか？

A.上海で活動するようになってからも日本に一時帰国する度に、日本で開催されている指導者研修に参加していました。私たちが指導している子ども達は先々日本に帰る子が多いので、日本の情報を収集する必要もありますし、指導者としての勉強や情報収集を続けていたんです。そんな中で、チアスピリットの情報もチェックするようになりました。次第に、研修だけでは補えない“運営”についても学びたいと思うようになり、チアスピリット指導者養成講座を受講することにしました。

Q. チアインストラクター養成講座では、どのようなことを学びましたか？

A.当時チアチームの講師を手伝ってもらっていたメンバー6人で、約２ヶ月間、上海からオンラインで受講させていただき、チアを教える技術はもちろんですが、チームを継続して運営していくために必要な、スタッフの集め方や保護者の方とのコミュニケーションの取り方などについても学ぶことができました。また、一緒に受講してくれたメンバーの中には「チア歴が浅いのに指導者として活動していいのか」と悩んでいる人もいたのですが、講習を受けたことで自信を持って指導できるようになり、チームビルディングとしてもとてもよかったです。

Q.現在の働き方や今後の目標について教えてください。

A.2019年に出産をして、現在は4歳の子どもを育てながらチアチームの運営をしています。週3日はチアの指導をしていて、残りの週4日は勉強やミーティング、家族との時間に充てています。今後も、生活と仕事をいいバランスで続けていけたらと思っています。

Q.最後に、チア指導者のやりがいや魅力について教えてください。

何よりも、子ども達の笑顔に触れられることが一番のやりがいです！　本当にいい仕事だな、と思いますね。指導している私たちが応援されている気持ちになるというか、本当に元気とパワーを貰えます。

ちゃこさん、素敵なお話をありがとうございました！

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