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以前に書いたオーディションについてのコラムは
新しいチームに挑戦する方に向けた内容でした。

なんで私がこんなに色々書くかと言うと、スポーツシーンのチアリーダーのオーディションで今までおそらく1,000人くらいを見てきて、
「こんなにスキルがあるのにもったいない!」
と感じることがとても多かったから。

ダンス技術やアピアランス(容貌)の向上だけに意識がいってしまい、もう一方ですごく重要な内面や志望動機がなおざりになる方が多かったからです。

自分が現役時代に知りたかった!という情報に厳選しているので、一人でも多くのチアリーダーの参考になれば嬉しいです。

(私自身の経験や、友人知人仕事仲間の話をベースにしているのでそこはご承知おきを)

さて、本題。

憧れていたチアチームのオーディションに合格し、大変ながらも楽しいルーキーイヤーを終えた一年目。

もちろん来年も続けたい!
特に問題なく活動してきたし、二年目以上のオーディションなんて形だけでしょう?

果たしてそうでしょうか。

多くのスポーツのチアチームは毎年オーディションを行っており、
二年目以上の(継続を希望する)メンバーも受験する必要があるチームがほとんどです。

同じチームで複数年活動した経験があれば分かる方が多いと思いますが、年数を重ねるほど審査は厳しくなります。

なぜなら、基本的なことはできて当たり前。
それに加えて経験年数に応じた能力や進化が求められるからです。

その中でも
「リーダーシップがあるのか」「フォロワーなのか」
という、オーディションではしばしば議論にあがる視点から書いてみます。

一年目であれば、チームにおいて求められるレベルまで自分を引き上げ、メンバーについていきながら努力し続けられれば合格点だと思います。

これに加えて、二年目以上のメンバーには「リーダーシップ」が求められます。

‘リーダー’や’キャプテン’として
チームをまとめる、組織を導くというリーダーシップに限らず、

チームが良い方向に向かう為の行動ができるのか、
メンバーに良い影響を与えられる存在なのか、
そんな能力が問われます。

例えば、周りにいませんか?

新しいダンスを覚えるのが苦手なメンバーに付き合って一緒に練習してあげる人。
みんなが辛い時にも明るい雰囲気にしてくれる人。

また、
誰にでも平等に話しかけて、自然とメンバー全員が話しやすい雰囲気を作ってくれる人。
時間や締切を守ることはもちろん、練習や日々の生活への意識が高くお手本になる人。

具体例はもっとありますが、
‘いかにチームをポジティブな方向に導けるのか’
というリーダーシップが二年目以上のメンバーには必要になってきます。

逆に
・ルーキーイヤーと変わらず自分の技術を伸ばすことだけを考えている
・自分ができていればOKで仲間を助けない
・時間や規則を守らない
この様な態度だと、どんなにダンス能力が高かったりファンに人気があっても次のシーズン続けることは難しいでしょう。

過去の経験を思い出すと、

リーダーシップを発揮するベテラン(継続メンバー)が多ければ
ルーキーが伸びる速度も早く、皆が切磋琢磨しチーム全体が良くなる。

逆の場合はチーム内の問題が多くなる。
組織として向上しない。

この経験を踏まえると
個々のリーダーシップがチームに与える影響が多いことを改めて考えさせられます。

ぜひチアリーダーのリーダーシップとは何なのか考えてみてください!
そして自分ができることをまずは実行してみましょう(^^)

このブログを書いた人
Moeko Shimadaプロフィール